あれから四ヶ月
ホームページを開いた事をきっかけに、そろそろ作家活動を中心としたブログを書こう!と思っていたのですが、予期せぬハプニングが続いて、すっかり間が空いてしまいました。 これから下の記事は、日本へ行く飛行機の中で書いていた記事。 もうあれから既に4ヶ月近く経ってしまいました。 この時に感じていたことは、私にとってとても大切な事だったので、ストックせずにこのまま投稿しますね。 今、日本への飛行機の中でこの記事を書いています。 ラトビア共和国でのワークショップ、及び展示会という貴重な体験を経て、そろそろ記事を書こうかな、と思っていたところだったのに、人生は本当に予測できないことばかり。 イタリアへ帰国して、その五日後に自分が日本行きの飛行機に乗っているとは、まったく予想だにしていませんでした。 一時帰国を決めてから、運良く直ぐに次の日の便のチケットを抑えられた事、そして今までの不在を物ともせず、肩を押して「 行っておいで」と言ってくださった皆様に、本当に今感謝しています。 あっという間に帰国を決めたのと、前回の旅行から日が経っていない事とで、とても身軽な身支度となりました。 それでも小さいスケッチブックと鉛筆、水彩色鉛筆と筆数本だけはスーツケースに忍ばせてあります。 画材不足で悩んだラトビア。 子供用十二色アクリル絵具セットと話題作りに持参した数色の日本画顔料で作品を無事に作ったのですもの、きっと何かの助けにはなるに違いありません。 前回の旅で学んだ事の一つに、絵を描く事とは純粋な喜びと冒険であって、画材や場所、時間を気にしていたら、本当に大切な「 なにか 」を捉える事ができないんではないかなぁ、という事でもありました。 一番大切なのはフィルターそのものの自分であって、画材はもとより、具象や抽象である事も、実は関係ないんだなぁ、と。 その事を再認識できただけでも、この旅行には価値があったと思います。 さてさて。 日本帰国は実に一年半ぶり。 予期していなかった分、得る事もたくさんあるでしょう。 これからラトビア旅行記を書きつつ、日本滞在記も書けますように。 順序は入り乱れると思いますが、しばしお付き合いください。 5月28日 機上にて