Passione Giappone
 イタリアのプラート市で開かれる、   日本美術史のコース「Passione Giappone」   最初の回に特別講師として参加します。      曜日は今週の木曜日から来週にズレて火曜日!   (さすがイタリア!笑)        話を貰ったときには、  『そんな大役とってもできない!』  と額にジンワリ冷たい汗をかきました。     私の脳裏にあったのは  イタリアの大学で散々経験した口頭試験…  分厚い専門書を何冊も読んで、カマをかけて丸暗記。   担当の教授、助教授、その日に試験を受ける他の学生の前(!)で、  手は緊張のあまりブルブル震え、   必死に言葉を紡いだ…あの悪夢!!!     無事に卒業もでき、院すら出たものの、あんな状態だった私が  反対に教えるなんてとんでもない!     でも、何故か意志とは反対に引き受けてしまいました。     ここ数日、江戸時代の浮世絵を中心に勉強していますが、以外にも私の中で伝えたいもの、教えたいことが知識として沢山あることに気が付きました。     言葉が綺麗に繋げられなくても、私には日本に対する愛と情熱:パッションがあります。   日本を好きなイタリア人にはきっと真っ直ぐ届くことでしょう。     ( がんばれ、私!)