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2013ー2014

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新年の挨拶に代えて 昨年は色々な事がありました。 ラトビアでのアートウォーク招待参加、展示会、二回に渡る日本帰国、実家が更地になり立て直しを待っていたこと、最愛の父を見送ったこと、韓国での展示会…そうそう、度重なる二輪事故に嫌気がさして、思い切って車を購入し乗り始めた年でもありました。( 厳密には2012年の暮れですが ) どれ一つとっても筆舌には尽くし難く、私の中で、ただただ、熟成され、いつの日か昇華されるのを待っています。 願わくは、経験が言の葉になり、あるいは色に形をかえ、外の世界へと迸っていきますように。 何気ない日常を非日常と同じくらい慈しみながら、人生と寄り添っていかれますように。 そんな2014年でありたい、とこころから願っています。 みなさまの一年も実り豊かな、こころ暖かなものになりますように。

Buon Natale

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冬到来

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今季初めての霜。 凍てつく中、フォローニカという海沿いの街にフレスコ画の制作に行きます 列車からの景色はどこもかしこも真っ白。 暖かいと言われる美しい海の街フォローニカ。 どうかその通りでありますように。

瞼の奥に

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韓国で行われていた展示会の一コマを友人が送ってくれたので、UPしますね。 ゾロゾロと小学生ぐらいの子供達が、行儀良く一列になって作品を見ていて、思わずクスリ…。 学校主催の美術館巡りなのでしょう。そういえば、私も子供のころにそんな催しに参加したような。 知らない国の子供達に見つめられて、私の絵はどんな会話を子供達としたのやら。 とおい将来を形作る、沢山の楽しい記憶の中で、チカチカとまたたく一点の色になれたら嬉しいなぁ、とそっと写真を見ては思うのでした。

馬山 3.15 Art Center

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韓国、馬山で行われた展示会の写真が送られてきたのでこちらに公開しますね。 イタリアのフィレンツェ芸術大学にて知り合った、イタリア・韓国・日本人作家による韓国での初の合同展です。 二つの大きな展示室を借り切っての絵画、版画、彫刻での展示会となりました。 当日は沢山の訪問者が展示室に溢れて、この企画をとりまとめ、実現させた韓国の友人達が広い会場を右往左往して大変だったと聞きます。 本当に彼らには感謝の気持ちがつきません。ありがとう!

韓国にて

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またまた、前回の記事から二ヶ月ほど空いてしまいました。 あの後風邪をこじらせ、一ヶ月半ほどしつこい空咳に悩まされていましたが、皆様はお元気でしょうか? さて、グループ展のお知らせです。 今回は日本にやや近くなって(笑) 韓国、馬山にある3・15Art Centerにての合同展です。 ' Amici Exhibition in Changwon '  31 October - 05 November 2013 3·15 Art Center 532-3, Yangdeok-dong,Yongin,Gyeonggi-do, 馬山-韓国 Telephone : 055.286.0315 残念ながら三回に渡るイタリア不在にて、今回は韓国まで出向くことが叶わなくなりました。 多分、来年…また、別の機会に初の韓国入りを目指します。 韓国での展示会の様子、展示会にどうして参加することになったのか等の経緯はおって、ここでお知らせしたいと思います。 次は早めに更新できますように!

あれから四ヶ月

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ホームページを開いた事をきっかけに、そろそろ作家活動を中心としたブログを書こう!と思っていたのですが、予期せぬハプニングが続いて、すっかり間が空いてしまいました。 これから下の記事は、日本へ行く飛行機の中で書いていた記事。 もうあれから既に4ヶ月近く経ってしまいました。 この時に感じていたことは、私にとってとても大切な事だったので、ストックせずにこのまま投稿しますね。 今、日本への飛行機の中でこの記事を書いています。 ラトビア共和国でのワークショップ、及び展示会という貴重な体験を経て、そろそろ記事を書こうかな、と思っていたところだったのに、人生は本当に予測できないことばかり。 イタリアへ帰国して、その五日後に自分が日本行きの飛行機に乗っているとは、まったく予想だにしていませんでした。 一時帰国を決めてから、運良く直ぐに次の日の便のチケットを抑えられた事、そして今までの不在を物ともせず、肩を押して「 行っておいで」と言ってくださった皆様に、本当に今感謝しています。 あっという間に帰国を決めたのと、前回の旅行から日が経っていない事とで、とても身軽な身支度となりました。 それでも小さいスケッチブックと鉛筆、水彩色鉛筆と筆数本だけはスーツケースに忍ばせてあります。 画材不足で悩んだラトビア。 子供用十二色アクリル絵具セットと話題作りに持参した数色の日本画顔料で作品を無事に作ったのですもの、きっと何かの助けにはなるに違いありません。 前回の旅で学んだ事の一つに、絵を描く事とは純粋な喜びと冒険であって、画材や場所、時間を気にしていたら、本当に大切な「 なにか 」を捉える事ができないんではないかなぁ、という事でもありました。 一番大切なのはフィルターそのものの自分であって、画材はもとより、具象や抽象である事も、実は関係ないんだなぁ、と。 その事を再認識できただけでも、この旅行には価値があったと思います。 さてさて。 日本帰国は実に一年半ぶり。 予期していなかった分、得る事もたくさんあるでしょう。 これからラトビア旅行記を書きつつ、日本滞在記も書けますように。 順序は入り乱れると思いますが、しばしお付き合いください。 5月28日 機上にて